ガメ・オベール JamesJames

盗まれた世界、世界を正しく見ることは可能か

13/7/2026

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ガメ・オベール JamesJames
Jul 12, 2026
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高市早苗首相と内閣の面々を見ていて、

「このひとたちは同じ日本を見ているのだろうか?」と訝るSNS投稿は、よく見かける。

そういう投稿を読んでもピンとは来なくて

「だって株価高いんだから、儲かってるんじゃん」と思っている人も、

距離は偉大なり、トランプが

「日本はアメリカに守ってもらいながら、自動車を売りつけてアメリカ人で儲けている」と妙に熱心な口調で演説しているのを見ると、

いったいこの老人は、何時代の日米関係を見ているのだろう、と反応するようです。

プロシアの几帳面男イマヌエル・カントは

「われわれは物自体(Ding an sich)には決して届かない。すべての知覚は既に悟性のカテゴリーによって構成されている。『生(ナマ)の現実』は原理的に見えない」

と、おっちゃんらしく、おっそろしい、身も蓋もないことを、いきなり述べている。

そーゆーことだから哲学は煙たがられて衰退したんじゃないの?と思うが、

衰退しようが、しまいが、空気が読めない人は、自分の信じることを、そのまんま言ってしまうもので、ニーチェに至っては

「事実などはない。解釈があるだけだ」と惨(むご)いことを言う。

理屈と手続きが大好きなプラグマティズムの国、アメリカ合衆国で哲学を教えたトマス・ネーゲルに至っては、そもそも「ありのままの現実」を見ることの原理的不可能性について教室で熱弁を揮っていた。

日本の人は、世界で最も教育に費やす時間が長いんだかなんだかで、

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