ガメ・オベール JamesJames

安保の終わり、東アジアの空白

19/5/2026

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ガメ・オベール JamesJames
May 19, 2026
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昨日まで立っていた地面が消滅する、ということが国家の歴史では、時々、起きる。

タイミング悪く、そういう時代に生まれ合せてしまった人間は、自分の出生の間(ま)の悪さを呪うしかないが、やや信じたくない気持ちで認めざるを得なくなったことには、日本の人は正に、「そういう時代」に生まれ合わせてしまったのだと思います。

相当に地政学的認識が酷い人でも、まともに日米安保が機能している、と考える人はいないでしょう。日本が動けないで、そこにある、この瞬間、極東で機能しているのは、空文化した日米安保と、習オヤビンとトランプオヤビンビンの胸先三寸で決まる暗黙の、あるいは公開されない密約の、「先に手を出したほうが負けだかんね」条約だけです。

コマキナガクテ

いや、安保も一応機能している。

アメリカにとっての中東への出撃兵站基地としての日本で、いまイラン戦争で爆撃やミサイル攻撃を繰り返している空母や、ホルムズ周辺に貼り付いている海上戦力の大半は、本来ならば日本を防衛するために割り当てられているはずの戦力で、

まして弾薬・ミサイルに至っては、こればっかりは最高の軍事機密なので、多分、最高司令官のトランプに対しても太平洋軍は虚偽の報告をすることによって秘密にしているのではないかとおもうが、トランプのようなド素人「最高司令官」と異なって、軍事的教養を身につけた各国の将官たちは、

「半減は間違いない。悪くすると極東用はカラッポなのではないか」というぐらいで、日本の防衛は「戦争なんて起きないから心配するな」で、

保障条約の代わりに自分で「信義に固く嘘をついたことがない誠実の人」と自己を定義する、誠心のひと、嘘などいちどもついたことはない、と確言するトランプ大統領によって誓われた「ダイジョブだから、心配すんな」の厳かな言葉によって、神聖に守られている。

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