ガメ・オベール JamesJames

小島(しょうとう)を目指す

24/2/2026

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ガメ・オベール JamesJames
Feb 23, 2026
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自分は、もう、この世界を愛してはいないのではないかとおもうことがある。

空を見上げて雲に見とれたり、海のまんなかで、甲板に、大の字に寝そべったりしても、世界が感じられない。

どこか、気持ちが遠くにあるように感じられる。

すべての言語は喧噪に過ぎないように思われて、海にでているのに、音のない世界が静かですらない午後がある。

荒々しい海が好きだ、という詩人は、十中八九、陸(おか)にしか立つことがない人間である。

海に出てゆく人間で、荒れた海が好きだという人は、ひとりもない。

幸福を求めるなんてくだらない人間だ、と芸術家を気取る小説家とSNSで言葉を交わしたことがあるが、それは世の中に出ていかない人間で、

自分で組み立てた小さなプロットの箱庭に住んで、そこから一歩も出ないからであることに、その人は気付いていなかった。

時に…

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